こども文教委員会および予算委員会こども文教分科会
- 慧 務川
- 5 時間前
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令和8年3月6日・7日に開催されたこども文教委員会および予算委員会こども文教分科会において、保育・教育分野の議案審査および予算審議を行いました。主な質疑内容をご報告いたします。
## こども誰でも通園制度の給付化について
令和8年度から国の給付制度として本格実施される「こども誰でも通園制度」について質疑を行いました。本制度は0歳6ヶ月から満3歳未満の保育所等を利用していない児童を対象に、月10時間を上限として保育を提供するものです。
令和6年度は27施設・257人、令和7年度は38施設・398人(1月時点)と利用が拡大しております。私から実施施設の課題について確認したところ、市は「人材や運営費の確保に課題がある」と答弁しました。指定都市市長会として国へ支援を要請した結果、令和8年度からの給付制度では給付単価の引き上げや新たな加算項目が設定され、財政支援が強化されることとなりました。
## 保育施設のICT化支援について
認定保育室等へのICT環境整備に係る補助金について質疑しました。1施設当たり補助基準額20万円を上限に、タブレット端末や通信環境整備に要する経費を助成するものです。
私からICT導入に消極的な施設への対応について確認したところ、市は「説明会の実施によりメリットを直接説明するとともに、消極的な施設には個別にアプローチするなど、きめ細やかな対応を行う」と答弁しました。財政支援と意識醸成の両面からICT導入を促進する方針です。
## 公立保育所のICT環境整備について
公立保育所のICT環境整備として、令和8年度に3点の取組が進められます。
1. Wi-Fi環境の整備(令和8年度中に完了予定)
2. 保育支援システムの機能拡充(保育計画・記録作成機能の導入)
3. キャッシュレス決済の導入
これらにより保護者の利便性向上と保育士の作業負担軽減が図られます。
## 学校施設長寿命化計画の進捗について
学校施設の老朽化対策について質疑しました。市学校施設長寿命化計画の進捗状況は、令和7年度末時点で60.4%の見込みです。令和5年度末の47.9%から12.5ポイント改善しておりますが、工事や設計の入札不調が進捗の遅れにつながっている状況です。
私から入札不調対策について確認したところ、市は「令和8年度から大規模改造工事について、夏休み以外の期間においても施工可能な屋上防水や外壁改修を中心としたものとし、受注者が週休2日を確保しやすい整備内容とするなど見直しを行った」と答弁しました。
## 夜間学級教員への手当新設について
大野北中学校夜間学級に勤務する教員への特殊勤務手当の新設に係る条例改正について質疑しました。夜間学級では、年齢・国籍・学習歴が多様な生徒への指導という業務の特殊性があり、これを手当で評価することで教員のモチベーション向上につながるものと認識しております。神奈川県と同じタイミングでの支給開始となります。今回の取組が夜間学級の運営充実につながることを期待いたします。
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保育・教育分野のDX推進と人材確保は、こども・子育て施策の根幹を支える重要課題です。引き続き、現場の声を踏まえた政策提言を行ってまいります。
会議録詳細(暫定版)はむかわけいHP(https://www.kmukawa.com/)をご覧ください。



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